今回は、筋肉とお酒の関係性について書きたいと思います。
ます始めに結論からお酒は飲まない方が筋肉にとっては良いです。
理由としては3点あります。
1つ目は、『筋肉の合成率が下がる』
お酒を飲むと筋肉が付かないという話をよく聞くと思いますが、
それが1つ目の理由に当てはまります。
トレーニングの効果がゼロになるわけではないですが、
研究によると約30%も低下させる可能性があると言われています。
筋タンパク質の合成は、筋肉を修復して強化するために必要なプロセスですが、
アルコールを飲んでしまうと、本来タンパク質が筋肉の修復と強化に向けられるところが、
アルコールの分解に消費され成長の妨げとなってしまいます。
2つ目は、『睡眠への影響』
アルコールを摂取した日の睡眠は、
体内でアルコールの分解が始まり、その際に出る物質アセトアルデヒトが
睡眠の質を下げると言われています。
また、アルコールには利尿作用もあり
トイレで目が覚めることも経験があると思います。
睡眠の質の低下は、翌日のトレーニングの質も下げ、
効率の良いトレーニングが出来なかったり、
筋肉の回復を遅らせる可能性もあります。
3つ目は、『ホルモンバランス』
アルコールは体内のホルモンバランスを崩し、
筋肉にとって必要なテストステロンを低下させ、
ストレスホルモンであるコルチゾールを増加させます。
テストステロンが低下すると筋肉に悪影響を及ぼし、
コルチゾールが増加すると筋肉の分解が促進されます。
この3つの理由からアルコールが悪と言われますが、
一概にアルコールが悪とは言い切れず、
ストレスの解消になる方もいるので
飲み過ぎには注意をし、お酒と上手に付き合いながら
ストレスを溜めずにトレーニングを続けていきましょう。