Fitness Gym No.(ナンバー)です。
本日は、パフォーマンスピラミッドについてご紹介いたします。
⚪︎パフォーマンスピラミッドとは
体づくりに必要な要素を四階層のピラミッドに例えた概念となります。
/ \
/ SKILL \
/------------------\
/ POWER. \
/----------------------------\
/ MOVEMENT \
/--------------------------------------\
/ POSITION \
/-------------------------------------------------\
⚪︎POSITION
ピラミッドの一番下を構成する「POSITION」とは可動性・安定性のことを言い、骨格のアライメントなど体を動かすための土台となる部分になります。
関節が適切な位置にない場合でのトレーニングはパフォーマンスの向上が見込めないだけでなく、怪我のリスクにも繋がります。
機能的な動作を行うためにも、まずは関節のポジションを整え、適切な可動域を確保することが大事になります。
⚪︎MOVEMENT
2段目を構成する「MOVEMENT」は機能的な動作や動作パターンのことで、正しく体を動かすことができているかと言う要素になります。
関節のポジションが整って、十分な可動域確保ができても正しく体を動かすことができなければ、パフォーマンスアップに繋がりません。
体を整えるだけで動きは良くなるわけではないため、機能的な動作パターンの獲得が必要になります。
⚪︎POWER
三段目を構成する「POWER」は、筋力やスピードのことを表します。
機能的な動作が行えても筋力やスピードがなければ高いパフォーマンスを発揮することは難しいです。
機能的動作を獲得した上でその動作に対して負荷を加えていきパワーをつけていくことが大事になります。
⚪︎SKILL
四段目を構成する「SKILL」はスポーツ動作での技術になります。
土台となる三つの要素を備えた上で、競技特異的な動作や技術を鍛えることでパフォーマンスの向上や怪我のリスクを減らすことができます。
一般の場合は日常生活が「SKILL」に当てはまるので、土台がしっかりできていることで障害予防や機能的な体づくりができるようになります。
土台があった上で体を鍛えていくと言う考え方はとても大事になってきますので、自分がなぜうまく動作ができないんだろうと考えた時に単純に効かせ方が下手なのか、もしくは体の機能的な動きが出来ていないのか、もしくは動きの前段階のポジション自体が悪いのかと言うところを見直していくと改善につながっていくと思います。
ぜひパフォーマンスピラミッドを理解して活用してみてください。