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ラットプルダウンでのグリップの違い

こんにちは。 Fitness Gym No.(フィットネスジムナンバー)です。

 

本日は、ラットプルダウンでの様々なグリップの特徴をご紹介いたします。

 

・ベントラットバー:このバーが一番代表的かと思います。特徴として、外側が垂れ下がっていて肩甲骨の動きに合わせて作られているため肩甲骨の上方回旋、下方回旋がスムーズに行いやすく最後まで絞り切りやすいのが特徴のグリップとなります。

ポイントとしては、このバーの特徴を活かして外側のグリップを握り手首はフラットにして胸を突き出したまま引っ張ると特長にあった引き方ができると思います。上体は倒しすぎると力が入れにくくなるため軽く倒すくらいが良いと思います。大円筋と広背筋上部を狙いたいときにおすすめです。

 

・ストレートバー:逆手(アンダー)グリップでの握りがおすすめです。握り幅は肩幅で握ると収縮ポジションで力が入りやすいと思います。逆手のグリップでのラットプルダウンは広背筋下部を狙いやすいグリップになります。座る位置がケーブルの真下に広背筋下部が来るように座ります。引き切ったポジションで上体が真っ直ぐだと腕に力が入りやすいため、上体は倒して引いていくと広背筋下部に刺激が入りやすくなります。

順手(オーバー)グリップで握る場合は肩甲骨の上方回旋が作りやすいですが下方回旋という肩甲骨を下げる動きで最後まで絞り込みにくいという特徴があります。順手(オーバー)グリップで握る場合は体を倒しすぎないのがおすすめです。

 

・パラレル:逆手や順手の中間位のグリップになります。背中の力は上腕の向きで負荷の乗り方が変わり、パラレルグリップでは上腕の回外を作りやすく背中全体に負荷を乗せやすいと言われています。また、グリップ手前の方を握ると収縮がかかりやすく、奥側を握るとストレッチがかかりやすいのが特徴となります。

 

・Vバー:ストレッチポジションで肩甲骨の上方回旋と外転運動が一緒に起こるためストレッチがかかりやすいのが特徴となります。収縮は手幅的にかかりづらいと言われていてストレッチを大きくかける種目としてお勧めのグリップになります。

 

グリップの特徴を理解して背中に様々な刺激を与えられるように取り入れてみてください。